先天的な身体的欠陥を神から与えられ罰だと

思って黙って甘受して過ごす人々がいる。

イギリスのザ・サンは16日、インド南西部の

ケララ州アレピの小さな町に住んでいるカン

ナス一族の事情を公開した。


報道によると、カンナス家の一族総140人余

りはすべて水かき状の指を持っている。

指二つがくっ付いた場合が最も多く、三つ付

いた人もいる。

この指がアヒルの足ひれのようにくっ付い

ている“合指症”のためだが、一族は指がくっ

付いてまるで蛇の頭に似ていると主張し、

蛇神から呪われた結果だと信じている。


しかし、問題は、合指症が一人や二人ではな

いという点である。

一族の不幸は、約90年前から始まってこれま

で代々続いており、最近生まれた赤ちゃんで

さえも合指症を持って生まれて来た。

一族はこれを悲しんだり心配していない。

むしろこれは当然だと思っている。

手術で治療することができる病気であるが一

族は手術が不幸をもたらし健康を害すると思っ

てこれを拒否している。


一族の中で最高齢者であるサラシュー・カン

ナス(70)は、「昔、祖父が『隣人が神聖な森

の中で木の一部を切ったことがある。それ以

来、私たちの家の子供たちは、水かきのよう

な手を持って生まれて来た。』と話していた。

これは家紋の一部だから、持続させる。」と

拒絶理由を説明した。


そして

「手術を一つの選択肢として考えていない。

私たちの指は一緒にくっ付いているが、日常

的な事をするのに特に問題なく過ごしている。

ある親戚の人が手術を受けた後、聴覚を失っ

たことがある。私たちは神を怒らせたり、傷

つけながら、そのような運命と向き合いたく

ない。」と付け加えた。


他の一族達も、

「特別に不便を感じたことがない。このよう

に生まれたので、むしろ手を正しく使用する

方法を学んだ。」と同調した。


毎年蛇神をなだめるために神が住んでいると

信じている聖なる森での宗教行事を準備する

一族たち。


これら現地メディアとのインタビューを通じて

「欠陥のある指を持って世の中に出て何の心

配事もなかったのはすべて神を崇拝したおか

げで、今後も普通に生きていく。」と答えた。



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