まるでパンダのようなキュートなルッ

クスを持っているが、はるかに珍しい

イルカがある。

まさにメキシコカリフォルニア湾で

のみ生息するコガシラネズミイルカ

(vaquita porpoise)である。

去る2日(現地時間)AFP通信は、

最近発表された研究報告書を引用して、

野生に住んでいるコガシラネズミイル

カが現在地球上にたった30匹だけ残っ

ていると報道した。

絶滅寸前状態にあるコガシラネズミ
イルカはクジラ目(Cetacea)の水

生哺乳類で、世界で最も小さなイル

カであり、最もかわいいイルカとし

て知られている。


全長は約150cm体重45kg程度の恥ず

かしがり屋の動物であるコガシラネ

ズミイルカは特に目の周りがパンダ

に似ていて人気が高い。


このため、メキシコ政府はパンダの

ように象徴的な希少動物として管理

しているが、個体数は減少を続けて

いる傾向にある。

メキシコ政府の発表によると、2012

年の200匹程度だったコガシラネズミ

イルカは毎年20%ずつ減少して2015

年には約60匹が残っていたと推定さ

れてきた。

しかし、今回発表された「コガシラ

ネズミイルカの保全のための国際委

員会」(CIRVA)の報告書は、これより

ももっと悲観的だ。

メキシコ政府と環境団体の継続的な

努力にも30匹(2016年11月基準)まで

減少し、今後5年以内に絶滅すると予

測されたためである。


このように、コガシラネズミイルカ

が絶滅寸前状態に陥るようになった

のは、やはり「人間のせい」である。

この地域に生息する魚トートアバを

捕まえるために、メキシコの漁師た

ちが設置した底引き網にコガシラネ

ズミイルカが一緒に網に引っかかる

からである。

ニベ科(科)の魚であるトートアバもコ

ガシラネズミイルカのように生息数

が減少している。

これは、その浮き袋が中国料理で最

高の強壮剤として評価されて「海の

麻薬」と呼ばれるほど高い値で取引

されているからだ。

これにメキシコ政府が一歩遅れて底

引き網漁業を取り締まっているが、

実効性に欠き取り組みも遅れたとい

う評価だ。


CIRVA側は「現在コガシラネズミイル

カの運命は非常に切迫した状況で、

ただの漁業取り締まり次元を超えコ

ガシラネズミイルカ棲息地域を一時

的に保護区域に宣言して漁業を完全

に禁止しなければならない」と主張

している。


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