俳優ヒョン・ビンが映画“ヨクリン”以後3年

ぶりに特殊部隊出身北朝鮮の刑事役で

帰って来た。

2005年“私の名前はキム・サムスン” で

スターダムに上がったヒョン・ビンは映画

“マンチュウ”“シークレットガーデン” で馴

染んだラブメロディから抜け出て少ない

セリフながら高難度のアクションを見せる

男に挑戦する。


水で湿らせたトイレットペーパーだけで

ナイフ武装した男達をノックダウンさせ、

高架道路と高層ビルから躊躇なく飛び

降りる。

時速100㎞以上で走るスタント運転や、

その車にぶら下がって追撃するシーンは

手に汗握る。

これまで私達の頭の中にある財閥や洗

練された都会の男性というヒョン・ビンの

イメージは一瞬にして消え、無口な男リム・

チョルリョンとしてのヒョン・ビンがそこに

いる。


18日封切りした“コンジョ(共助)”は密かに

製作された偽造紙幣銅版、別名「スー

パーノート」を奪取しようとする内部組織

によって作戦中に妻と同僚を失った特殊

精鋭部隊出身の北朝鮮刑事リム・チョル

リョンが韓国に隠れた組織のリーダーを

捕まえるために史上初めて南北合同捜査

を進行するという内容である。


ヒョン・ビンは「‘リム・チョルリョン’という

キャラクターはどのような状況に直面し

た時も言葉より先に行動するタイプであ

る。当然セリフは多くない。

行動にアクションが含まれているためそ

の分徹底的に準備した」と打ち明けた。


自他共に認める「完璧主義者」である彼

だけに“コンジョ”を選択した後制作陣に

一番最初に要求したこともアクションチー

ムの構成、北朝鮮の言葉の先生、運動

ができる条件だったという。


生涯初めてのアクション演技に挑戦する

だけに高度なアクションをマスターするた

めに撮影に入る3ヶ月前から北朝鮮の主

体撃術とロシア・システマ武術を基礎から

学んだ。

これにより格闘シーンがそのまま生き生

きと強烈にスクリーンで再現された。


今年36歳、デビュー14年目を迎えた彼

は「俳優として作品を選ぶ時、幅が大き

くてもそうでなくても「違い」を探す。

ストーリーやキャラクターの中で。

俳優は見る人に違いを見せるのが仕事

である。ずーっと絶え間なくそのように努

力するつもりだ」とじっくり話を結んだ。


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