持ち主のいる釣り用のボートをまるで自分の物のように

使用するオットセイの姿をカメラが捕らえた。


イギリスの日刊紙ディリーメールの19日(現地時間)報道に

よれば写真の中のオットセイとボートがある地域は

イングランド南西部デボン州プレミントン波止場で

付近のカフェに訪れた客であるモーリン・ベネットに

よって偶然ビデオカメラで撮影された。


ボートの周りをグルグル回りながら周囲を見回し、

急にボートの欄干を掴んで上がるオットセイの姿は

腹黒い泥棒を連想させる。

このオットセイは誰も見ていないと思っているようだが

波止場の住民は一人残らずこの光景を見ながら笑っている。

ottosei   2014.4.6.jpg

実際このオットセイはプレミントン波止場の有名人(?)だ。

去る2年間定期的に波止場に訪れ同じ種類のボートを盗んで

乗り(?)、悠々と海の上を漂った。

波止場の住民はこのオットセイに‘セドリック’というニック

ネームまでつけてやった。


セドリックがボートに乗る理由は実は‘狩り’の為だ。

ずーっと水の中で泳いでエサを探すよりはボートに乗って

ゆっくり移動するのが体力消耗も抑えエサ探しに効果的だ

からだ。

セドリックはボートに乗って移動していて魚を発見すれば

跳びこんで捕まえる方法をとっている。


これらのボートの実の持ち主であるポール・ドピーは

“冬には波止場を訪れる人々が多くないが最近はセドリックを

見ようとたくさんの観光客が訪れる。

ある意味セドリックはプレミントンの波止場の経済活性化に

大きく貢献しているのだ。”

と語り、これからもずっとセドリックのボート窃盗(?)を見逃して

やる意向のようだ。




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