7000年前の人類のDNAは今の人間とどのくらい違うか?

サイエンスデイリーは28日(現地時間)スペイン国立研究協
議会(CSIC)所属科学者たちが7000年前の中石器時代に
ここで暮らしていた原生人類2名のゲノムを採取、分析する
のに成功したと報道した。

この研究結果は現在イベリア半島人たちが彼らの後孫では
ないということでコロントバイオリジジャーナルに発表した。

中石器時代は旧石器時代と新石器時代をつなぐ中間時期で
中道地域で農業が入ってきた時だ。

今回原生人類は今まで最も古い人類のDNA採取で有名な
アイスメン‘ウェチュ’より1700年も前のものだ。

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研究陣はラ・ブラニャ-アリンテロ洞窟遺跡地で発掘された
遺骨の中の一つから完璧なミトコンドドリアDNAを採取し
分析した結果、中石器時代ヨーロッパ人たちが遺伝的に
とても同じだったと明らかにした。

スペイン国立研究協議会遺伝生物学研究所(CSIC-UPF)の
カルロスロレザフォックスは“地域的差にもかかわらずイギリス
ドイツ、リトアニア、ポーランド、スペインで暮らしていた人達は
同じミトコンドリア血統を持っていた”と強調した。

一方で研究陣はこれらの全体ゲノム中それぞれ1.34%と
0.5%に該当するDNA資料を分析した結果、彼らが現在
イベリア半島人たちと直積的な血縁関係がなく、むしろ
中石器時代北欧州人たちと遺伝的にとても似ていたと明ら
かにし、

今回の研究は始まりに過ぎず今後遺骨全体のDNAを採取
分析し原生人類と比較する計画だと今回の研究の重要性を
強調した。

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